regepanのはてなブログ

個人的なメモ帳レベルの文章。

教える人を増やしたい。

タイトルの通りですが...
難しいですね。
5年くらい社員に色々教えて来たわけですが、
あまり物覚えの良いタイプの人ではなく、何度も忘れるし抜けるし漏れたりして、何度も何度も同じことを根気よく教えてきたかなと思います。
正直授業料が欲しいくらいには。

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社員も少しぽつぽつ増えてきて、彼らなりにお互い教え合うような場面も出てきてるのかなと感じることも増えてきました。
つまり僕が教えたことを他の新しい社員にも技術的にも作法的なこととかも教えて欲しいわけです。

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教えるということは非常に大変労力がかかることは大変理解しているつもりです。
実際現地で5年以上教えてきたわけですから、そこはわかっています。
相手が理解できるように資料を用意するのも段階を踏んで何度も繰り返し教えなければ行けないときもありますし。
それを社員にもやって欲しいというのは、まぁ一言で言ってしまうと色々と難しい問題が出てくるでしょう。
給料、時間、本来のポジション等々をどうするのという問題が。

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実際振り返って見れば朝から夜から時間外労働時間をふんだんに使って教えるために資料作ったりドキュメント作って一箇所にまとめたり。
これを8時間の規定時間内にやるのは無理があるよなぁ...というのはなんとなく思ってて、実際全然足りないと思う。

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で、何人か採用してるとたまに頭が1,2個飛び抜けて頭いいやつが入ってくるんですけど、
そういう人って何でも速いんですよね。
理解するのも暗記するのも思い出すのも会話も速い。
教える側としてはめちゃくちゃ楽なのです。悲しいことに...。

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そして教える側がトンチンカンなこと教えると色々とまた微妙な感じになるんですよね。
僕がまた教え直すとか足りない部分を補足したり...。要するに足りてないので補足する。
理解が出来てないから説明が出来ない。当然ですね。。
「今忙しいから今度教える」とか「教えるけど1000円」とか逃げたりして...。どういうつもりなのか本当のところはわかりませんが...。まぁ説明するって難しくてその裏のことを2つ、3つ理解してないと説明できないんですよね。
だから受け身だといつまで立っても説明する側に成れないんですよね。悲しいことに。
頭悪い、だから人生終わったみたいなことにはならないのがこの世の難しいところでもあり、面白いところでもあるわけですが。

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HCMのIT業界の一番下の給与帯にかろうじて生存してる感じですが、
だいたいこんな感じですね。
頭いい人は1年以内に1つ上のクラスに転職していきますが、それが出来ない人はその分厚い壁を突破できずに燻っているように僕には見えます。
かといって勉強しているかというと勉強してるようには見えないかなぁ...。
「ゲーム作って一発当てるんや」と言ってた人も1年後に聞いてみてたら作ったんだか作ってないんだか怪しい返答だったり。
プログラミング友だちに教えてもらってるとか、スクール通ってるとか言ってる人もいますが、業務でやることと学校で教えてくれることには隔たりがありますからね...。なかなか「お。進化してるね」みたな感触は感じられません。とにかく亀のように遅いように思います。いやカタツムリかな...。

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結論。
バカを採用してはいけない。時間という貴重なリソースを浪費することになります。
でもこの話をリアルですると怒る人多そう...。なのでこの手の話は表にはなかなか出てこない気がします。自分は見たこと有りません。かなりオブラートに包んで言及を避けてる様に感じます。公の場でそんな話したら下手したら自分の首絞めますからね。僕は失うものはなにもないのでいいのです。

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余談。
かといって頭いいやつを採用すればうまく回るのかというと...ところがどっこいそうは問屋は卸しません...。
日本人もそうですが、適材適所ってことです。