regepanのはてなブログ

個人的なメモ帳レベルの文章。

採用とか会社とか

ベトナムで会社登記して丸6年が経過。
今年辺りから明らかに社員に変化が出てきた。
6年目の社員と2年目の社員(両方男)の態度が目に見えて悪化してきた。
これは巷でも有名な中堅社員の怠慢というやつだろう。(もう少しうまい言い回しがあったが忘れた)
2人とも30歳手前くらいだったと思う。

若手社員の指示をつっぱねる。(これはやらなくていい等)
daily reportを出してくれと言っても無視。
projectの進捗報告も無し。
進捗を確認するとこれは新しいprojectだから難しいから遅い。出来ない。等々。
以前はぎり出来ていたことも盛大に出来なくなってる。

実は2~3週間前にボーナス無いかもと全員にアナウンスしていた。
それからどうも態度の悪さと仕事中の集中力がガタ落ちしているらしい。多分これが原因。

それでもベトナム労働法では態度が悪いという理由では解雇出来ないらしい。
そしてネットで調べたところでは減給は禁止されてるとのこと。
業績の悪化を理由に整理解雇はできるらしいが、ボーダーラインがよくわからない。来週整理解雇について聞いてみる。
会社精算時も社員の解雇手当は払う必要があると書かれてるのをみたことがあるので、おそらく無理だろう。
そんな穴はとうの昔に塞がれてるはず。

こんなことになるとはね...。

今年から始まったウクライナ戦争以前の常識ではボーナス無しなんてことになれば速攻で転職していたはず...。
ところが「OK」と来たもんだ。
世の中うまくいかないね。

たしかに日本でもぶらざがり社員がいるというのは有名な話だけど、実際自分の目でみたことは無かった。
居たのかもしれないが管理職じゃなきゃなかなか気づかない様な微妙なサボり方だったのかもしれない。

今自分が直面してるぶらさがり社員は...もう絶句するほどだ。
こんなあからさまのサボりは酷すぎる笑
いや、正直笑えない。

日本では経営者やったことないので知らないのだが、どうやらベトナムと日本の労働者保護は似てるらしい。

しかしどうなんだろう。
転職の流動性を考えると逆にこの労働者保護が給料の値上げを止めてると思う。
日本と同じ仕組みならそうなるはず。

日本とアメリカ、どちらがいいんでしょうね。
アメリカ式なら勝てれば気持ちいいでしょうが就職できない負け組にとっては地獄。
日本はその反対。

フエもホーチミンに負けず劣らず、なかなかに格差が大きい。
学生用の賃貸1roomは1ヶ月5000円以下のところもあるとか。
一方で4階建てのアパートの建築ラッシュ。

閑話休題

会社登記時と6年後ではまるっきり状況が違う。
6年の間に会社も変わるし人間もどうなるかわからない。
なるほど...。採用の問題ではなく、会社の受け皿の問題かもしれない。
金で解決できる問題だなぁ...。そして金が無い場合、詰む。